ひとりで神社を歩く人たちが、いつか出会える場所を作りたい

ひとりで神社を歩く人たちが、いつか出会える場所を作りたい

2026年06月03日

昨日、熱田神宮へ行ってきました。

YATAガイドのガイドさんになってくださる方と出会えないかと思い、金山の観光案内所、熱田神宮、そして近くの老舗ホテルを回ってみました。

熱田神宮鳥居

正直に言うと、ガイドさんのスカウトとしては、今回はうまくいったとは言えません。

3人の方にお話を聞いてみましたが、分かったのは、熱田神宮のボランティアガイドさんのことくらい。

本当は宝物館の学芸員さんにもお話を聞いてみたかったのですが、ちょうど16時で終了。
神主さんにもお話を聞いてみたい気持ちはありましたが、GW初日ということもあり、境内はとても混んでいたので、今回は自粛しました。

でも、現地に行ったからこそ、得られたものはありました。

特に印象に残っているのは、ご本殿の方へ近づくにつれて、なぜか頭痛が強くなっていったことです。

そして、荒魂を祀る一之御前神社(いちのみさきじんじゃ)へ向かう時、その頭痛が一番強くなりました。

これは、あくまで私個人の体感です。
でも、思わず、

「歓迎されていなかったのかな」

と感じてしまうほどでした。

神社や土地を歩いていると、理由はわからないけれど、体が何かを感じることがあります。

もちろん、それを誰かに断定的に伝えたいわけではありません。
ただ、自分の中に残る違和感や感覚を、なかったことにはしたくない。

そう思いました。

3回水をかけると願いが叶うとされる清水

お肌にもいいとか✨
そして、もうひとつ強く気になったのが、大楠です。

熱田神宮には、弘法大師が植えたと伝えられている大楠があります。
境内には七本の大楠があると言われていますが、私はこの「七」という数字が、とても気になりました。

樹齢千年を超えるとされる大楠

なぜ、七本なのか。

もちろん、まだきちんと調べきれているわけではありません。

でも、七という数字は、結界、北斗七星、星信仰、九字切りなど、いろいろな連想が広がります。

これは単なる偶然なのか。
それとも、何か意味があるのか。

そういうことを考えながら境内を歩いていると、同じように、ひとりで熱心に探索している方が何人もいることに気づきました。

きっと、それぞれに気になる場所があり、調べていることがあり、自分なりの知識や感覚を持っているのだと思います。

でも、そういう人たちが出会い、話し合い、知識を共有できる場所は、まだあまりないのではないかと感じました。

神社が好きな人。
歴史が好きな人。
土地の伝承が好きな人。
不思議な話が好きな人。
古史古伝や都市伝説、オカルト、スピリチュアルな感覚に惹かれる人。

そういう人たちは、今までひとりで調べ、ひとりで歩き、ひとりで感じてきたのかもしれません。

でも本当は、誰かと話したい。
誰かと共有したい。
自分の知っていることを、誰かに聞いてほしい。
そして、自分の知らないことも、誰かから聞いてみたい。

私は、YATAガイドをそういう出会いの場所にしていきたいと思っています。

YATAガイドは、神社、歴史、伝承、不思議な物語、土地の記憶に惹かれる人たちが、知識と体験を分かち合いながら、日本各地の魅力を現地で味わうための場所です。

ひとりで調べ、ひとりで感じてきたことを、誰かと共有する。
その知識や経験が、誰かの旅になり、ガイドの活動を支える力になる。

YATAガイドは、語りたい人と、聞きたい人が出会い、土地に眠る物語を次の世代へつないでいく場を目指しています。

私は、こういう場所が今までほとんどなかったからこそ、YATAガイドを作りたいと思いました。

表の歴史だけではありません。

教科書に載る歴史や、有名な観光地の説明だけではなく、古史古伝、民話、口伝、怪談、オカルト、都市伝説、スピリチュアルな感覚。

そういった、長い間「語る場所」を失ってきた知識や、どこかに葬り去られてしまったように感じる物語こそ、私はもう一度、誰かの言葉で語り継がれてほしいと思っています。

もちろん、YATAガイドは何かを一方的に信じさせる場所ではありません。
正解を押しつける場所でもありません。

けれど、土地には、その土地にしか残っていない気配があります。
人には、その人にしか語れない記憶があります。

そして、世の中の表側には出てこなかった話の中にも、日本人が大切にしてきた感覚や、土地と共に生きてきた知恵が眠っているのではないかと思っています。

神社を歩いていて、なぜか気になる場所がある。
古い木の前に立つと、何かを感じる。
民話や怪談の中に、ただの作り話では終わらない土地の記憶を感じる。
都市伝説やオカルトと呼ばれてきたものの中にも、失われた歴史や、誰かが守ろうとした知恵の断片があるのではないかと思う。

そういう感覚を、ひとりで抱えてきた人は、きっとたくさんいると思います。

でも、そういう人たちが出会い、語り合い、知識を分かち合い、その知識や体験がお金としても循環していく場所は、まだ少ない。

私は、YATAガイドを通じて、そういう人たちが仲間になれる場所を作りたいです。

神社が好きな人。
歴史が好きな人。
民話や口伝を調べている人。
怪談や不思議な話に惹かれる人。
古史古伝、都市伝説、オカルト、スピリチュアルな感覚を大切にしている人。
そして、日本という国や、この土地に受け継がれてきたものを大切に思っている人。

そういう人たちがつながり、知識を共有し合い、現地を歩き、語り合い、お金を循環させていく。

その循環が、ガイドの活動を支え、地域を訪れるきっかけになり、土地の記憶を次の世代へ残していく力になる。

私は、それがこの国と、この国を愛する人たちを守ることにもつながっていくと思っています。

今回、ガイドさんのスカウトは成功とは言えませんでした。

でも、熱田神宮を歩きながら、私は改めて思いました。

ひとりで神社を歩いている人たち。
ひとりで土地の記憶を探している人たち。
ひとりで不思議なことを調べ続けている人たち。

そういう人たちが、いつかYATAガイドを通じて出会えたらいい。

そして、その知識や感覚が、ただの趣味で終わらず、誰かを案内する力になったらいい。

YATAガイドは、まだ始まったばかりです。

だからこそ、完成された場所に人を集めるというより、同じような想いを持つ方と出会いながら、少しずつ育てていきたいと思っています。

土地に残る物語。
人から人へ語り継がれてきた知恵。
誰にも話せなかった不思議な感覚。
ひとりで調べてきたこと。
ひとりで感じてきたこと。

それらを、誰かの旅に変えていく場所。

語りたい人と、聞きたい人が出会う場所。

そして、土地に眠る物語を、もう一度人の言葉で動かしていく場所。

それが、私がYATAガイドで作りたい世界です。

もしこの記事を読んで、少しでも「わかる」と感じてくださった方がいたら、ぜひYATAガイドをのぞいてみてください。

ガイドとして案内してみたい方。
自分の知識や体験を、誰かと共有してみたい方。
神社、歴史、伝承、不思議な話について、同じような関心を持つ人とつながりたい方。

まだ小さな場所ですが、同じ想いを持つ方と出会いながら、少しずつ育てていきたいと思っています。

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